ゆっこ 映画に行く

元は映画をあまり観なかったゆっこが「バリアフリー上映会」というのを知ったのは平成13年の事でした。 テレビドラマなどを見ていても無音・無言だと状況がわからないし ましてや映画だといちいち説明してもらう訳にもいかないし…。 と、映画に行くなんて考えてもいませんでした。 私のバリアフリー上映会デビュー作は「風と共に去りぬ」でした。 場所は早稲田大学内。 その頃はまだ電車にも乗った事なかったし そんなに遠出もした事なく 「風と共に去りぬ」といえば4時間あまりの超大作! 体力的にも少し心配だったけど、お友達と一緒に行きました。

行きの電車の中で友達が、ある程度のストーリを教えてくれました。 彼女は「風と共に去りぬ」が大好きなんです。 早稲田近隣の地理にも詳しいので頼りになりました。

会場につくと受け付けでラジオ&イヤホンを渡されました。 席に着きラジオの周波数を合わせ、「テスト」を聞きながら調節しました。 うまく聞けない時には手を上げれば係りの人が来てくれて 教えてくれました。 なんと主人公の声は全盲の女性がやったという事で 「製作段階からバリアフリー」と聞き「すごいなぁ」と衝撃を受けました。 その製作を手がけたのが「シティライツ」だったのです。 音声ガイドもうるさすぎず適切で 聞いていて思わず笑ってしまう場面もありました。 ある程度のストーリをインプットしておけたのも良かったみたい。 私も一緒に映画を楽しめる!と感動の日でした。

その後も「ハリーポッターと秘密の部屋」や「I am Sam」などを観に行きました。 とっても楽しかったです。

今は都内で開催される事が多いけど もっと近くで開催してくれるようになったらいいなぁ。 話題の映画もいち早く「バリアフリー上映」してくれるので 一緒に行きませんか? (連れてって!だったりもするけど) ご一緒してくれる方は、メールください、お待ちしてます。

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