検定日も せまったある日、その日は避難訓練が行われる事になっていました。 しかも毎月行われているただ避難するだけのものではなく、 年1回の大きな避難訓練でした。 消防署の人も来て消火のテモンストレーションもあったり、 実際の火事の中を避難するシミュレーションで煙の中を通ったり(テントの中を通過する)。 しかも「授業中に火事になったら…」という設定だったのです。 どの授業の時かは わかっていたけれど、 授業中のいつかは わかりませんでした。 私は丁度「パソコン」の授業中!しかもワープロ検定の練習中! 「えー、避難している場合じゃないっ!」と思っていました。 時間を計りながら練習をしていた所「警報」が鳴ったのは思ったより遅く、 もう授業が終わる時間でした。 私は「ビジネス文書の作成」の問題自体はもう解き終っていて、 見直しをしていたのですが訓練士さんともめていました(笑)。 ちょっとややこしい問題で、どう書くか、どうやって書いた場所を確認するか、 試行錯誤していました。 そんな時に警報が鳴り、訓練士さんは私を避難させなきゃだし、 私は納得できないので粘っているしで、ほとんどどなりあいのケンカ状態でした。 殺気立っていました。 やっと解決策を見つけ、パソコンの電源を切る間もなく、避難したのでした。 避難場所(グラウンド)に着いて、訓練士さんと2人で「あの場に包丁がなくて良かったね」と言い、煙の中を通って、 狙っていた「炊き出し」を食べる事もできず(どこでやってたかわからなかった) またワープロ室に帰り、無事電源を切ったのでした。 「火事場のバカ力」…、本当か。
模擬試験の時も、ドライバーをインストールするためにCDを入れたら、CDだけバソコンの中に置き去りにしてトレーだけ出てきたりしました。 模擬試験の結果が検定前日に出たんだけど、 今まで練習してきたやり方ではダメな事が判明し、 急遽やり方を変えました。 それも実践する時間はないので、作戦だけ練って当日やってみるのみという事になりました。
検定当日はYちゃんが車で送ってくれる事になっていたんだけど、仕事が入ってしまったという事で「ごめん、行けなくなっちゃった!帰りは行けるけど」と電話が来ました。「えー、どうしよう」と思ったのだけど丁度Mちゃんがセンターに遊びに来てくれている時だったのです。 検定の話しをし、送ってもらえるか聞くと「いいよ」とのお返事! これが検定数日前の出来事でした。
検定申し込み(手続き)の段階でも、受ける前から失格になりそうになりました。 これは訓練士さんがやってくれていたのですが、 申し込みの段階でどのソフトを使うか(スクリーンリーダーとエディタ)を 言っておかないとらしいんだけど、当日言ってたものと違うものを使うのはダメだそうです。 私は検定間近までエディタが決まらず、 ギリギリになって変えたのでした。 それを変更するのを訓練士さんが忘れていて、危うく失格になる所だった!…と、訓練士さんから聞きました。
小さい事から大きな事まで 色々あって、いっぱいいっぱいの日々でした。